【型紙付き】超簡単本格テディベア【100円グッズだけで作れる】

今回の記事では初心者向けに簡単なテディベアの作り方を
イラストと写真でご紹介します!
自身もカチカチ初心者である筆者が綴りますのでとっつきやすい、といいな。
テディベアなんて作ったこと無いけど私にもできるかな?
という方から
何度か作ったことあるけどお前の作り方も見てやんぜ。
という方まで、お楽しみいただければ幸いです。
こちら完成品。
そして、今回、「100均商品だけで作る」というしばり付き!(お得!)
みなさんが作るときにはもちろん、フェルトでも古着リメイクでも本格ファーでもなんでも好きな素材をご使用くださいませ。
はじめに、用意するもの。
今回わたくしが使ったもの
- マイクロフリースブランケット(クリーム色/1枚)
- 手足用木製ボタン(茶色/4個)
- ぬいぐるみ用目ボタン(2個)
- ぬいぐるみ用鼻ボタン(1個)
- 手芸用綿(半袋くらい)
- 手縫い糸(白)
- 縫い針
- 工作用はさみ
- ミシン
ミシン以外は100均DAISO商品でお送りします!(のっとステマ)
先ほど書いたように生地はなんでもいいと思いますが、
硬さや厚さによって作りやすさが変わってきます。
100均商品のリメイクではフリースの他に、いままでで「ふわふわのクッションカバー」や「バスマット」や「ネックウォーマー」などを使ったことがあります。
いずれも、形をある程度保ちやすく程よくしっかりした生地が縫いやすいです。
これからの季節各メーカー防寒具をいろいろと出してくると思うので
100均にはぬいぐるみの素材が豊かですよ(ニヤァ)
1、プリントアウトした型紙をはさみで切り取る。
まずは型紙の用意から。
お気に入りの手芸本などの型紙があればもちろんそれでもOK。
ネットでもダウンロードで手に入ったりします。
今回は私が(ざかざかと)作ったこちらの型紙でメイキングを進めていきます。
印刷してご自由にお使いください。
(もし商用利用などのご希望ありましたらご相談ください)
(クリックで拡大)
②型紙に合わせて生地を裁つ。
型紙を生地にあててはさみで切ります。
足に書いてある「わ」の部分はそこを境に線対称に反対側も確保するという意味で、ここは裁断しません。
つまり図のとおりです。
…が、うっかり切ってしまっても他のパーツと同じく縫えばOKと思います。手間が増えるだけです。
ちなみに今回私もうっかり切りました(ドーン)
実際を写真で見るとこんな感じ。
②頭の二枚を表裏に合わせアゴの部分を縫う。
ミシンの登場です!手縫いの人もファイト!
最終的に表面になる側を向きあわせてアゴの部分を輪郭にそって縫います。
生地にもよりますが今回は1cmくらい余らせたキワを縫いました。
くどいようですがここで表側を表にして縫わないように気をつけてください。
そんなん間違えねーよ!って方、私はよく間違えます。
泣かさないでください(´・.・`)
ちなみに、フェルトみたいな、表裏のない生地だと悩まなくてラクです。
(今回のフリース生地は毛足の長い側…多分裏側、を表面にするつもりで縫います)
④鼻筋の生地を先ほどの2枚に縫い合わせる。
鼻筋になる部分の生地を先ほどのパーツの間に縫い合わせていきます。
ここからさっそく立体になるのでがんばりましょう!!!
ミシンはラクですぞ〜
⑤表側にひっくり返して綿を詰める。
裏表で縫っていたはずなので、表に返します。
そしてわたをグイグイ詰めます。
どのくらい詰めるかは、触った時のお好みの感触で。
しっかり詰めると最終的に首も座って全体に安定感が出ますが、
少なめでもフニャッとしてかわいい仕上がりになります。
⑥鼻、目の順にそれぞれ縫い付ける
便利なことに、最近の100円ショップにはぬいぐるみ用に「目ボタン」「鼻ボタン」という物が売ってるんですね〜!
いずれも足つきボタンです。鼻用は突き刺して固定するように足が長くネジみたいなギザギザした滑り止めがついてます。
一般的な付け方を知らずに自己流でやってますが
付け方に悩んだら上の説明を参考にしてくださいませ。
ポイントは程よくキュッと縫い付けること!
キツすぎずユルすぎず。
鼻ボタンの足を刺すように鼻の部分はしっかり縫わず隙間を残しておくか、ハサミでちょちょいと穴を開けるといいと思います。
また、鼻の部分はサテンステッチでもOK
可愛い顔になるように愛情込めて顔のパーツの位置を決めてくださいね!
⑦左右の耳を作り、縫い付ける
耳を付けます。
この作業がなんだか快感で大好きです。
耳がつくととたんにクマっぽくなるしね!
図の通りで特別なことはしてません〜。
縫い目が見えないようにキュッとね!
⑧胴体を作り、首を縫い付ける
ここまできたら胴体の作り方も簡単ですね…!
とおもいきや、ここで初めてかがり縫いをしてました。
表に返して綿を詰めたあと、詰口をかがり縫いでキュッと閉めます。
シュール!
⑨手足を作る
四肢を作ります。
裏表で縫う→ひっくり返す→綿を詰める→かがり縫いで閉じる
この流れは基本同じ。
ただ足のほうは足の裏を合わせるときに立体を縫うことになり、結構細やかな作業なので気合を入れましょう。
(ふくらはぎあたりは「わ」の部分でつながってるので縫わなくていいはずですが、私みたいに切っちゃった人は縫ってごまかしましょう。)
⑩手足をボタンで縫い付けて…完成!
そして出来上がった手足を胴体に縫い付けます。
筆者はナチュラルな四ツ穴ボタンがお気に入りです。
四ツ穴ボタンの場合、手縫い糸で斜め方向に3回ずつ縫うといい感じでした。
色のついた刺繍糸で縫ってもおしゃれだと思います。
完成品がこちら。
なかなかキマってますね。型紙をA4出力したサイズで制作すると、
眼と鼻の大きさはこんなバランスになりました。
正面。
そして立ちポーズ。
足の付け方次第と思いますが、
なんだか「気をつけ」してるみたいに揃っていて真面目そうな子です。
先輩「パンチャ」さんとの2ショット。
パンチャさんは友人命名。(パンヤ綿とは関係ありません)
この子はおなじくDAISOの「ネックウォーマー」と「黒フリースブランケット」と「白フェルト」(目の周り)を使用しました。
この子が何の動物なのかというと、彼はパンチャなのです。
そして過去作品のいろんなの集合〜!
慣れてきたら向かって左側の二匹のように手のひらと足の裏の布を変えてみるのも面白いです。
あと耳の形を変えてみるとかね!
うさぎさんに関してはまったく別な形の型紙を用いています。
お疲れ様でした。今回使用したミシンです。
このまえ買い換えたミシンが調子いいので、こちらおすすめですー。