色鉛筆でラーメンを描きました。

突然ラーメンが描きたくなりました。
突然ラーメンが食べたくなることならごくごく平常の、ごくごく普通の突然ですが、
この日は突然ラーメンが描きたくなりました。
そして私は色鉛筆を握りしめました。
まず下書きするよ
本日のキャンバスはDAISOの画用紙。A4サイズ20枚入り。
某所で戴いたマスキングテープで、マスキングします。
最近オシャレアイテム化しているマスキングテープを、
画材としてマスキングに使うと何かとても安心感と満足感を感じます。
薄くて見えねーよ!って方、ご安心ください。
下描きの段階では実際に筆者もやっと見えるくらいの淡さです。
要所要所の位置だけ決めてる感じ。
要所要所とはここではチャーシューやメンマやほうれん草や海苔や(以下略)の、
ラーメンにトッピングされた魅力的な具たちのことですが、
ラーメンの真髄は麺とスープとそしてそれらの絡みだと思っておりますので
麺とスープとそしてそれらの絡みもしっかり描きますよ…!!!
(いいからさっさと進めろぃ)
ちなみに自分のiPhoneで撮った写メを参考に描いていきます。
これ。これは写真ね!?念のため!!
色鉛筆を使って輪郭をキメるよ
そして出てきました色鉛筆。
さいきん愛用している、ファーバーカステルの24色水彩色鉛筆です。
今回水彩としては使いません。なので筆はおやすみ。
ざっくりざっくり物の形を決めていきます
描きやすそうな細部からガッツリ描き込んでいく
ネギくん!きみに決めた!!!
なんとなく「リアルを追求したら楽しそう」な部分、
つまり「描きやすそうな部分」だなと思ったネギから描いていってみます。
写真をみながらわしゃわしゃわしゃ
描きやすそうな具をどんどん乗っけていきます
麺とスープがラーメンのおいしさを決めるとは言っても、
やっぱりおいし〜いチャーシューっていうのも醍醐味です。
ここから一層気合が入ります
肉々しさ・シズル感を出すべく濃淡をはっきり出すことを意識。
白く残すところはきっぱり残しておきます。
どんどん端から攻めていけ!!
ほうれん草をとりあえずざっくりと描いたところで麺に移りました。
ちゅるんっとしたモチモチの、スープの絡まった絶妙なこの…麺。
うまいぞォオオおお
美味しい美味しいと思いながら描くと、美味しいラーメンの味を想像しながら描くと
美味しそうに描ける気がするので想像力をMAXに使います。
ズンズンズンズン
写真をみながら描いてると言ってもかなり描きやすいようにアレンジしてます。
あと麺が見えやすいように増量されてます。
どんぶりにはコピック使いました
真っ黒などんぶりを塗るのに色鉛筆をぐりぐりつかってはさすがにもったいないような
かわいそうな気がしたので、一番暗い部分にはコピックを使いました。
筆ペンとかでも良かったと思うけど一番手に取りやすいところに優秀なその方がいたもので。
仕上げ作業
全体を書き終わったら、赤色鉛筆と黄色色鉛筆で
「おいしそう」な色になるように全体を整えていきます。
影には赤、光ってる部分の周りには黄色を乗せる、を基本に、
画面全域に薄〜く掛けていきます。
そして最後にマスキングテープを剥がしたら…
完成だッ!!おあがりよ!!!!
ついにラーメンが仕上がりました!(材料:色鉛筆24本)
スキャナーでパソコンに取り込んだものがこちら。
写メよりも実物原稿の色に近いと思います。
そして再びこちらが見本にしたラーメンの写メ。
ちゃんとしたカメラでなくケータイカメラなので
イラストのほうがシズル感増してるかもしれない!!
おつかれさまでした。
なかなか美味しそうな感じに描けたんじゃないかとおもいます。
今度は無性に、ラーメンが食べたくなってきたので
通常運転通りラーメン食べに行ってきますノシ
今回のメイキングに使った色鉛筆
お試しあれ。