元の色を活かして、厚塗りしてみる色鉛筆メイキング【東方・フランドール】

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この記事では色鉛筆を濃い〜めに、強〜めに使ってみるメイキングをやっていきます。
当ブログの他のメイキングに比べると、混色少なめに、色鉛筆それぞれの元の色を活かす感じになります。

 

モデルは、『東方Project』のフランドール・スカーレットちゃん!です!

フランドール・スカーレット – ニコニコ大百科

フランドール・スカーレット とは【ピクシブ百科事典】 

完成品はこんな感じです。

これの制作過程を、解説とともに追っていきましょう!

 

まずは線画を用意!

線画はどんな形のものでも構いません。たぶん。

色鉛筆で塗るので、強いて言うなら
消しゴムで消したあとの凹凸などは少ないほうが良いかな。

 

今回私は、シャーペンで描いた下描きを家庭用プリンター(複合機)でコピーし、
それをミリペン(コピックマルチライナー)でなぞっていきます。

 

ペン入れ自体をしないことも多いのですが、このフランちゃんは線ハッキリめのイラストに仕上げていきたいと思います。

なぞりなぞり。神経をけっこうつかいます。

全体をなぞり終えました。色鉛筆に持ち替えます!

 

着彩スタート!肌に色をつけていきます

そのとき塗りたいところから塗って良いと思うのですが、
私は肌の部分から塗っていくことが多いです。

 

あとから塗った部分は先に載っている色と混じり合って濁ってしまうこともあるため、

「いちばん明るくきれいに保ちたいところ」先に着手しています。

 

影の部分を「赤紫」っぽい色でえがいていきます。

顔の他に肌が見えている部分があれば一気に塗ってしまいます。

加える力に強弱をつけながら、さりげない濃淡を表現します。

 

「朱色」っぽい色でさらに影を描き加えていきます。

「赤」でも構わないとは思いますが、今回はなじませやすそうなので「朱色」を選びました。

消しゴムをかけたり、その上からまた塗ったり、更に消しゴムを描けたりと

繰り返すことで肌に柔らかな印象を与えられる…気がしています!

 

とくに顎の部分のグラデーションには気を使って塗りました。こうして見るとごくごくうっすらだけどね。

 

最後に「黄色」っぽい色で、肌の明るい部分にさっと色付けしていきます。

白地のままよりも血が通った感じになったかなと思います。

 

触りたくなるような肌を目指すのです!

瞳に命を入れていこう、れっつ目イキング!

早めに目に生気を宿すことで、描いてる側のやる気も上がる!はず!

「灰色」と「黒」を使って、瞳の中の一番濃い部分を塗ります。

この時も、ほんの少し強弱による濃淡を作っています。

 

白目の影も塗りました。

フランちゃんの瞳は赤!っぽい色!なので、「赤」で瞳上部のベースを塗ります。

その上からまた「灰色」と「黒」を重ねて深い色にしていきます。

残るはは明るくて鮮やかな部分!
瞳の中で、深くて暗い部分と差をつけることでキラめくキュートな瞳に仕上がると思っています。

というわけで朱色を載せました。
ハイライトの部分は紙の白地を残したいので、そこを避けて色を付けます。

目の仕上げです。

なめらかでつややかな質感にするために、明るい色を強めに重ねます。
ここでは「薄橙」(うすだいだい)を使いました。
ぐりぐり塗り重ねることで瞳がなんとなくツルッとします。

 

薄橙、便利です。このあともかなり登場します。

 

髪の毛もお楽しみ。つややかに塗り上げよう!

金髪、つまり黄色ベースになる髪の毛。
まず「朱色」で濃いめに仕上がる部分を塗っていきます。

さらに濃い部分、つまり影になる部分を「紫」っぽい色で塗り重ねていきます。

強弱によるグラデーション部分と、ハッキリ境目になる部分のバランスで
ツヤっとした髪の質感を表現していきます。

最後に、ベースの「黄色」を全体に濃く塗っていきます。

ぐりぐり。

目と同様、ハイライト部分は白地を残すので、避けて塗ります。

 

白いフリルをフワッと繊細に

衣装は、まず白い部分から塗っていってみます。
「群青色」を使って影を表現します。

 

肌を先に塗るのと同じ理由で、
赤い布部分を濃く塗ったあとに
白い布部分に影などを落とすという順序だと、

先の赤が混じって白い部分を汚してしまうことがあるためです。

「桃色」で影を塗り重ねます。

最後に「薄橙」。

今回、フリルの部分を、フワッと神秘的な雰囲気に仕上げたかったので、
白い布ではありますが3色の色を使って影を濃いめに塗りました。

面積の広い衣装!気合い入れていきます

いよいよ、フランちゃんの特徴的な赤色の衣装を塗っていきます!

またも、まずは「群青色」の登場です。

グラデーションを用いながら、特に濃い影を落としていきます。

2色目は「赤紫」。さきほどの群青のグラデーションと、次に使う赤をなじませるイメージでつなげていきます。

 

つぎは、

いざ、赤色!!

ベストと帽子の飾りの赤い部分が塗りあがった状態まで飛びました。
この強めの塗り方を解説します。

「赤」を使ってすみっこのほうから衣装を塗っていきます。

色むらや、筆のストロークの境目が目立たないように、

シワを活用してブロックごとに塗っていきます。

とりあえず全体に赤が入りました。

拡大するとこんな感じ。
紙の細かいザラザラが出ていて、まだ白い部分が全体にザーッと残っています。

 

この上に、あの!「万能★薄橙ちゃん!」をグリグリ塗り重ねていくことで、
なめらかな質感に仕上げます!

こちらが全体に強く薄橙を塗り重ねた状態。

上の、赤色だけの状態とくらべ、ムラやザラザラ感がなくなりスッキリとしたと思います。

全体にかけるとこんなかんじ。

 

面積が広いので、力を使って塗るのは疲れますが

もうひと踏ん張りで完成です!

その他、細かいパーツ

あとは細かい部分にも色を付けます。

フランちゃんの特徴的なキラキラした羽根。
これはほぼ単色で、強弱のみで濃淡を出しました。

そして、羽の骨の黒い部分。

とくにきっぱり黒くしたいときには筆ペンなどの黒いペンも用います。

光の当たっている、少し明るい黒い部分を、黒色鉛筆で塗りました。

そして、完成!!!

最後に、塗り忘れたところ・塗り足りないところがないかを確認したら…

 

完成です!

いつもの塗りよりも塗り込みが強く、

厚くきっぱりハッキリとした仕上がりになりました。

顔をアップにするとこんな感じ。

塗り重ねた厚い質感の部分と、宝石のキラッとした軽さ…

の差がええ感じ。な気がします!

 

以上!

 

『元の色を活かして、厚塗りしてみる色鉛筆メイキング』(モデル:フランドール・スカーレットちゃん)

でした!

今回のメイキングに使った紙と色鉛筆

お試しあれ。